トルデジアン参加記その8 時間との戦いに近づく第6ステージ
第6ステージは49キロ、16時間半、標高差3,800mでした。
退出時間は夜9時。8時過ぎには誰もいなくなってた。
わかりづらいところなので、スタッフがトレイルの入り口まで案内してくれた。
どこかの住宅の脇道を通る感じのとりつき。
1時間半ぐらいでエイドに到着。
窓の感じから分かるようにちょいとお上品。だけど物品はあまりなし(>_<)
調度品は良い感じだけどー
物品少なし(T_T)
幽霊は怖くないけど、この廃墟はちょっとコワい。
Fenetre d'Ersaz 2290mを越える。風がビュービューで寒し。
人の気配があるところにきた。
なれない手つきで大学生が用意してくれてた。
せっかくなんで記念撮影。Vareton、次は4.7キロ先。
スタートが夜8時半だから、通過するところみな夜中。Grand-Raye 2332m 通過。
Feneire du Isan通過。夜だから写すのがないー(>_<)
さらに40分後、エイドに到着。
4.6キロを2時間半かかったもよう。
ラッキーな事に、ここは仮眠所あり!さっそく眠らせてもらう。なぜか日本人の声も聞こえた。
このステージ、6時間で18キロしか進んどらん。
2時間寝て起床。マメが痛いから、当たるところをカットした。
2時間の睡眠も入れて、2時間半の滞在でした。
Terray通過。ここいらは湖がたくさんあるところで、昼間通るといいかも。
あれに見えるは雲海だ!とても広い雲海を何度も見れてラッキー。
ウシが旗を食べてるので、たまに迷ったり、驚いたりした箇所。
まだ湖のなごりがあるエリア。
左に見えるは雪渓か?止まると凍える夜明け前。
エイドに着いた!と思ったら、エイドは隣のテントでした(笑)
テントの中に人がいて嬉しい〜
世界最大のキッチンペーパー発見。
寒いのでチキンラーメン作戦を実行。パスタはなかった。
これまた詳細な時間割。
そろそろ夜が明けて、雲海も良い感じ。でも外は寒い。
日本人の仲間と一緒になるものの、この後ワタシが遅れてしもた。
AlpiGasがスポンサーなので、使い放題!?
スタッフに配られてたこの地図が分かりやすいかも。
雲海と朝日がイイ(≧ω≦)b
Col de Chaleby 2653m 通過。顔が浮腫んで、朦朧としてます。
雲海が素晴らしい〜
右の中央の線を辿って、左の黒い山小屋に行きます。
雲海見放題の山小屋に到着。
ロケーションは良かったけど、ここも物品少なし。コーラを補給してスタート。
小屋の中は狭かった。
この小さなピークを越えたら、10キロの下りが待っとる。
Col de Vessonaz 2794m 石の上の旗がちぎられてる。ウシが食べたのかも。
急激な坂を下り放題!
ちょっと進んだだけでこの落差。
転げ落ちるように、左下に進む。
道が不明瞭なので、GPSで当たりをつけて下りる。
この谷にそって行けばいいみたい。
人が少なく、この4人としかすれ違わなかった。
ここから先が大量遭難の地。ウシが旗を食べて、大量に無くなっとった(>_<)
その後無事トレイルを見つけて、他の参加者も見つけてホッとする。
山の下に見える集落が、次の関門。そろそろ関門の時間が気になるようになってきた。
ウシを通さないための(?)ゲートを通過。とてつもなく長い下りじゃった。
最後にちょこっと登るとエイド。
あれだ!1時の関門に間に合った。
日本人仲間を見つけて安心するも、一人は睡眠中。
あまり食べられるのがなかったんで、オレンジとコーラとパンで凌ぐ。
下りっぱなしの次は登りっぱなしの区間じゃ。
エイドを出ていきなり急登(>_<)
石垣のトレイルを過ぎたら、トラバースした後あの山を越えます。
さっき寝ていた仲間が、ここで脱落してしもた(>_<)残念。
放牧地もあった。ここを過ぎてトラバース開始。
雲海じゃないけど、高度を稼いでいい景色になってきた。
すれ違うランナーも珍しいが、犬もついでに通過していく。
バナーは見えないが、エイドらしい佇まい。
反対側にバナーはあったが、食料はほとんどなし。水とコーラのエイドでした。
地面においてある案内板は初めて。ここのイージーさがよくわかる(笑)
ふたたびトレイルらしき線をたどる。
ワタシが登ってるの図。
ピークでこのオジサンが撮影していました。
んなわけで、ワタシも撮影してもらった。
再び登場の避難小屋。
次の目的地は、あの谷底の集落。一気に転がったが早い(≧ω≦)b
さっきの仲間を下りで抜いてく。待っとるでー。
次のエイドは左下の建物。
ここもオレンジと水分だけだったような。ビールはあったので補給する。
山小屋の後ろのナイフエッジみたいなところから下りてきました。
最後は林道のつづら折れで、消耗戦な感じ。
家屋が見えてきたら、エイドステーションはモー近い。
ライフベースに到着〜。
ここは建築物じゃなくて、このテントが寝るとこです。
右の建物が食堂、左が寝るテント。
またまたペンネで、生ハム増し増しで食す。椅子の後ろでは電池を充電。
簡易ベッドが並ぶライフベース。野戦病院の景色でもある。
マメの修理をしてもらって、すぐに就寝。まだ5時前だよー(T_T)。1時間だけ寝るぞ、おやすみなさい〜