正式名称:
Kepler Challenge Mountain Run
ニュージーランドで開かれる、ケプラートラックを使用した60キロの山岳マラソン大会。毎年12月はじめに開かれ、参加者は400人。風光明媚なニュージーランド。しかもハイシーズンに開催されるだけあって、相当の人気がある。
場所は南島最南端に近いクイーンズタウンからちょっと左上のテ・アナウ。ニュージーランドの交通は一日一便が基本なので、しっかりと計画して移動していくのがコツ。
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ワタシ的評価
景色
山を登って尾根に上がると、別世界の風景が見渡せる。日本では絶対に見ることのできない風景。それでいてNZ全土で統一されたデザインの避難所・標識が美しい。もっとも後半は見通しが悪いので、奥多摩を走っているような気分だ。
運営
良い意味でラフ。20回やってるだけあって、手馴れた印象を持った。人数だけで言えば小規模な大会だけど、協賛はたくさんついている。ゴールしてメダルの後にビールとジュースをくれたから、ワタシ的な運営ポイントはさらにアップ(笑)
キツさ
最初に上り下りがあるだけで、それも1000mぐらい。ほとんどがなだらかなトレイルなので、体力的には楽だ。しかし環境的には雪が残る尾根を走らなくてはならず、しかも吹きさらしなので非常に寒いところがキツいところ。また下界に降りてくると蚊が多くてゆっくり休んでいられないところがある。
制限時間
優勝タイムは5時間を切っているところ、制限時間は12時間あるので、時間で切られる人は1割に満たない。半分以上が平坦な上、最初の上りも1000mぐらい。水の補給も10箇所なので助かる。
忍耐力
制限時間が長いので楽だが、山を降りた後は32キロの見通しの悪いクロカンコースなので、消化試合的なランが待っている。もっとも平坦地のスピードが高い人なら、トレイルを楽しんで走れるはず。
アクセス
日本から12時間ちかく、しかもその先。さらに一日一便のバスなので、計画を立てて乗り継がないと無駄に時間を使ってしまう。もっともアクセスが悪いところだからこそ自然が残り、それなりの人たちが集まってるんだろう。
フトコロへの優しさ
ダメージ大。ただでさえ遠いところなのに、12月初旬はハイシーズンということもありエアチケットは高い。さらに物価も高い。かわりにバックパッカーの宿が充実しているので、そういった宿を探したり、ユースホステルを使ったりと、代替手段はある。せっかく行くんなら、部屋の中に入るとどこも同じつくりの高級ホテルより、多様なテイストを味わえるバーゲンなホテルがお勧め。
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